クズリ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのクズリのレビュー・感想・評価

4.8
風の噂でジョン・ウィックが悲しいことになるらしいと聞いていたので怖くて見てなかった。
見始めたらとんでもなく面白いのはもうわかりきっていたんだけどほんと面白い。日本にもコンチネンタルがあるってだけでもうアがるんだけどさらに真田広之。そして「ベイビーわるきゅーれ」の伊沢さんがスタントダブルのアキラ。いいっすねえ。
まあ撮影場所はどうみても日本じゃないのはわかるんだけどいいじゃないですか。道頓堀が映るだけで私の中では龍が如くの世界とジョン・ウィックの世界が融合しつつあった。なんだよ「初志貫徹」って看板とかは思ったけど。
凱旋門まわりの乱闘。ほんと「乱闘」でもう笑えた。車がばんばん走ってる中で闘ってるから敵もジョンもばんばん轢かれる。まあジョンは轢かれたくらいではぜんぜん平気なんで。そしてまあバイオレンスなんだけど相変わらずどこもかしこもスタイリッシュ。ほんとジョン・ウィックでスタイリッシュってこういうことなんだなあとわかった気がする。
ジョン・ウィック好きが欲しがっているものをこれでもかとばかりにサービスしてくれる。はーもう至福。
ドニー・イェンも最高。なにが最高ってサングラスかけてるので、爆笑問題田中に似ていると思わないで済むのでひたすらかっこいいと思えばいい。盲目の暗殺者という無理くりな役だが、闘う時の創意工夫が楽しい。
そして有名な階段落ち。いやああんな段数の階段は普通に昇るのも膝が壊れるわ私。
戦いしかない映画だけどその戦いの間中、終始ニヤニヤしながら見てしまいましたとさ。
ジョン・ウィックはやっぱわんちゃん映画だった。
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吹替、字幕で見て、次に『ジョン・ウィック:コンセクエンス』報いの同時再生祭り〈ライムスター宇多丸・青井邦夫・ジャガモンド斉藤〉で見た。情報がてんこもりで楽しかった。ジョン・ウィックシリーズはほんと解説付きでみると面白いすね。あっと言う間に終わった。きっとまた見る。そんで点数をさらに上乗せ。
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