このレビューはネタバレを含みます
consequence
帰結
再燃した読書熱により映画鑑賞が疎かになっていたが、流石になんか観とかないと落ち着かない。
それほど頭を使わず気楽に観られるエンタメ映画を探していた所、見放題配信が始まっていたジョン・ウィック最新作を発見。(失礼か)
本作は大好きなキアヌが大好きなヘンテコ日本で暴れまくるという事で期待していたし、観たいものは大体観ることができた。
ただでさえ立場が悪くなっていたジョン・ウィックは冒頭で主席連合のトップを射殺し、火に油を注ぐ。
自体を重くみた主席連合はジョンの盟友であるウィンストンに八つ当たり。
何かと出番の多かったコンシェルジュを射殺し、白昼堂々ニューヨークのど真ん中にあるコンチネンタルホテルを発破解体してしまう。
その後友達も少なくなったジョンは大阪コンチネンタルホテルの支配者シマヅを尋ねるが、ジョンを匿ったとして大阪コンチネンタルホテルも武装集団に攻められる羽目に。
「めいわくかけてすまない。」
正直すまないではすまない。
ただの武装集団なら全員ぶっ殺して終わりだが、今回は一味違う。
かつての親友ケインがジョン殺害の依頼を受けていたのだ…
盲目の殺し屋ケインを演じるのはドニー・イェンで、シリーズ最強クラスの刺客としてジョンの前に立ちはだかる。
これがめちゃかっこいいので観てよかったと思える。
その他犬を連れた賞金稼ぎのMr. Nobody(ジョン・ウィックversion)
キングピンを彷彿とさせる出鱈目なガタイのキーラなど…
長い時間の中に濃いキャラクターと暴力描写を限界まで詰め込んだコッテリ系映画だ。
あんまり時間については言いたくないけど流石に長くてダレる。
一生派手に殺し合ってるので眠くはならないが、ストーリーがおまけレベルしかないので食傷気味なのは否めない。
キアヌももう歳だから、ああいう終わり方になっちゃったのかなぁ、なんだか切ない。