喵來

グローリーの喵來のレビュー・感想・評価

グローリー(1989年製作の映画)
3.6
結局「頑張れよ!」のセリフもそうだけど、白人将校の気骨があってこそ黒人兵が輝く見直されるってのが見えちゃって疑問符
隊としての動きと個々を混同してるのでは?軍隊モノは致し方ないとこあるけども。
ああ敗北の美しさ美しい敗北。最後の虚しさ何??こゆの大好きよ。。。

見どころはロバートとフォーブスのブロマンス(おい)いやマジでポリシーのために対立するけど根底は繋がってる見たいな友情たまらんじゃんか。フォーブスめっっっちゃ子犬みたいにかわいいしくっついて回るしキュルンだし。



エマソンの一節がいい仕事してる

南北戦争北軍、に黒人の兵士はいるわけもなく、
そこにいるのはほとんど逃亡奴隷
そして、新生黒人部隊を率いることになった若い将校。。。。自由黒人であろうと逃亡奴隷であろうと武器を与ることへの反感は大きい。
同じ北軍側で戦っても、みんながみんな温和なわけではありえない

優しくのんびり訓練してあげたい気持ちと、ただでさえ黒人だから馬鹿にされるだろうことに備えさせてあげたい気持ちと、主人公ちゃんの相剋がよかった。静かに恨まれ役を買うの最高すぎる
爵位を捨てようってオスカル様みたいなシーンで泣くよねまだ半分なのに泣くよね

鞭打ちのシーンが軍隊に対するいい皮肉であった。

デンゼルワシントンもモーガンフリーマンもクソいい仕事してる。涙がさいこう。。。。
アンドレブラウアー初めて認識したけどいいなあデビュー作か。。
喵來

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