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アオラレのpokotanのレビュー・感想・評価

アオラレ(2020年製作の映画)
3.7
面白かった!

ある種ホラー。
どう展開してくのか緊張感。
ラッセル・クロウめちゃくちゃ怖かった。

急いでて青信号なのに発車しない車の後ろに着くと、イラッとするよね。
でも、確かにクラクションの鳴らし方のマナーも大事だと思う。
レイチェルのように、何回もブーーーって鳴らして、抜かしざまに中指立てたら、そりゃ喧嘩売られたと思うよな。
しかも、男は、ツイてない日に悪かったな、って自分から謝ってきたのに、レイチェルは謝らずに、男の気持ちをさらに煽る。
そりゃ、あんな異常者じゃなくても、イラッとする。
その後の展開は、酷いが若干自業自得。
日本でも起こりうるトラブルのきっかけのため、より身近に感じられて、怖かった。

それが、異常者だったために、煽られ煽られ、とことん追い詰められる。
ラッセル・クロウのあの顔が精神異常者に見えるから、さすがの演技。
そして、スマホ奪われたことも致命的であり、話の展開の説得力を増す。
確かに、スマホを奪えば、GPSやらであらゆる情報が手に入るわけで、簡単に住所なんて特定される。
しかも、ロックかけてない伏線も上手い。

警察に最初電話してデボラのことを教えた時に、何故自分の住所も伝えて家族を守ってもらわなかったのか。
そもそも、ガソリンスタンドから出て追いかけられたあとに、何故すぐに警察向かわなかったのか。
おばあちゃんち行くより、警察行けよ。
など若干の突っ込みどころもあるけど、ハラハラドキドキ楽しめた。

運転者同士のマナーと、ながら運転は止めようという警鐘を鳴らす映画。
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