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猿の惑星/キングダムのpokotanのレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.7
新三部作は鑑賞してたけど、旧三部作は未鑑賞。
また新章として猿の惑星やるんだなぁ、と復習せずに鑑賞してきました。

最初は、猿が英語を喋ってる違和感に何かニヤニヤしちゃった。
違和感のないCG技術で、二本足で立ち群れる姿などもはや人を猿に置き換えたに近い。
ただ、猿の顔が同じに見え、キャラの区別がつきにくかった。
猿だけじゃなく鷹やシマウマもリアル過ぎた。

序盤は、前シリーズからさらに進化した猿の惑星と化した猿のノアたちがプロキシマス・シーザーたち部族に捕らわれていく様を描いている。
プロキシマス・シーザーの描く理想王国=キングダム。
人間は追いやられ、すでに人類の様々な文明が過去の滅びたものとなり、猿が人間を支配してる世界となっている。
猿が人間よりも知能が高いと思っているところが面白い。

ラストは、ややツッコミどころ。
あれだけの王国になりながら、爆破して海の水が流れ込んでくる中、何でノアらの部族とプロキシマス・シーザーだけが生き残ってんの?
敵側の連中が登ってきてないのがご都合主義を感じた。

そして、次作への含みを残して終わるので、残された人間同士が手を取り逆襲することになるのだろうか。
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