JO1の子が主演で演技見たことなかったし大丈夫かと思ってたけど、意外に川⻄拓実良かった。
というか、イケメンだった。腕の血管とかやば。
作品の空気感に、清澄に合っていた。
桜⽥ひよりは安定の上手さで２人の相性良し。
関西弁でのやり取りが自然過ぎて良かった。
今作は、音楽がちゃんとしていて、メロウな音楽でこの作品を引っ張っていたのが成功だった。
清澄は独りよがりの音楽だったのが、潮と出会い、陸さんと音を合わせることでより音楽の面白さに目覚めていく。
応援してくれる誰かのためにと作るその音楽と感覚が良かった。
ただ、若干設定が気になる点がある。
潮が窓割って「やっぱ管理人さんや」って入ってくるのヤバすぎる女でしょ。
また、潮が去った理由も腑に落ちない。
「陸や岬と音楽をすることで私の役目終わった。これからの清澄の中に自分はいらない。」
的なことを言ってたけど、清澄の音楽が好きなんだよね？
だったら他の誰かと楽しく音楽をしてもそばにいて清澄の音楽のファン１号を続けてればいいのに、何故去るのかがいまいち分からない。
また、清澄もAZUR（アジュール）を捨てた動機づけも弱く、納得出来ない。
潮がいなくなって届ける対象がいなくなった喪失感でなんだろうけど、陸さん、清澄と音楽するためにバンドを脱退してまで人生変えてんのに、AZUR捨てるって陸さんも航太郎に対しても酷すぎない？
プロデューサーから音楽の遊び場を提供されてまた閉じこもり１人になるわけで、しかも鍵をかけて軟禁状態。
消化されていく音楽で笑顔も消えていって楽しくないハズなのに、何でその選択をしたのか理解出来ない。
音楽が作りたくてたまらなくて、陸さんやドラマーの岬と誰かと奏でる音楽の楽しさを知ったハズなのにどうして？
