はま

9か月のはまのレビュー・感想・評価

9か月(1995年製作の映画)
3.1
とことんやるよヒュー・グラント祭り!

と思ったら可愛い可愛いジェフ・ゴールドブラムおじちゃんが出…て……おじちゃん…?いや…これお兄さんだ…若い……

てな感じで当時の髪黒々のイケメンジェフお兄さんにジャブを食らわされながら鑑賞(でも今の白髪おじちゃんの方が好き)。ジュリアン・ムーアも普通に綺麗だしヒューも(髪型に時代を感じるけど)かっこよい。視覚的ヒーリング効果は最高でした✨

【結婚し子供が欲しいレベッカと、現状で満足なサミュエル。付き合って5年、ついに妊娠が発覚するが、サミュエルは事態を受け入れられずにいた。】
個人的に、前半と後半で全く別の評価を下したい1本。これは子供が好きか、嫌いかでハッキリと評価が分かれると思います。
根本的に私は「子供はモンスターだ、クソだ」という考えのサミュエルとその友人ショーンに全くもって同感です←

なので前半はショーンの姉一家のクソガキ共&そいつらを野放しにしているアホ親(テンションがウザい)にイライラしっぱなし。汚い文章で申し訳ないけど本当に腹が立った…
もともと子供が苦手なところにそんなシーンを見せられて、ちょっとやそっとで子供を受け入れられる訳がない。ストーリー的にはサミュエルが親として変化していく様子を描いてるんだけど… こんな私にはその辺が全く響かなかったです。これが前半。

後半はただただ「サミュエル良いお父さんになるわ…」とヒュー贔屓も含め微笑ましく見させて頂きました(笑)
レベッカのため、子供のため、全力を尽くして走り回る彼の姿は全然共感できなかったけど(前半がああだからね)だからこそ、すごいなぁと感心させられました。

あとは後半でコメディの本領発揮というか、力技で笑わせてくる感じに耐えきれずについつい何度か吹き出してしまった(笑) 前半はイライラが勝って笑うに笑えなかったんだけど…ホント、最後のドタバタ具合は普段コメディでは笑わない私でも大変面白かったです。

子供を前にして百面相するヒューがホント素敵だったよぉ〜〜 無造作に搔き上げた髪が好きです。
はま

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