ゆみモン

いのちの停車場のゆみモンのレビュー・感想・評価

いのちの停車場(2021年製作の映画)
3.5
訪問診療(在宅医療)、終末医療、安楽死…等など様々な問題について考えさせられた。
それぞれの患者のエピソードやストーリーは感動的だ。
キャストも豪華で、まほろば診療所で働く面々のキャラクターも良い。

が、なんと言っても吉永小百合の違和感が大き過ぎる。
何歳の設定なのかわからないが、いくら吉永小百合が若々しくて美しくても、同年齢の田中泯との親子役は無理があり過ぎる。夫婦役でちょうどいいくらいだ。その違和感で、ストーリーに集中できなくなってしまう。
また、まほろば診療所に来る前の救命救急センター?の医師役は似合わない。こんなおっとりしていたら、救命できないと思う。
「吉永小百合主演ありき」の作品だったのだろうか?50〜60代でもっとふさわしい女優さんはいると思うが。