映像:⭐️⭐️⭐️⭐️
音楽:⭐️⭐️⭐️
ストーリー:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
泣ける:⭐️⭐️⭐️
笑える:
怖い:⭐️
ためになる:⭐️
今年観た映画の中でもトップクラスに良かったです！！
◾️ストーリー
「孤狼の血」は、終始グロくて、激しくて、暴力的で。いわゆるヤクザ映画ってこういうものなのかな？という感想を抱きました(任侠モノはほぼ観たことないので)。
一方の「ヤクザと家族」は、ヤクザの世界に関わる人たちを題材にしたヒューマンドラマという印象で、当初イメージしていた内容とはだいぶ違いました。
特に後半、賢治がヤクザをやめて社会復帰しようと奮闘するあたりのストーリーが抜群に良かったです。
◾️演技
世にも奇妙の物語での吉瀬美智子さんの演技が(なぜか)酷かったことも相まって、舘ひろしさん、綾野剛さん、尾野真千子さんの演技力がキラキラと光り輝いてみえました。笑
加えて、青年期の翼演じる磯村勇斗さんの演技も凄かったです。特にラストシーンでの絶妙な間、目線、声色は、この映画はうまく締めくくるのに相当程度貢献したと思います。
◾️タイトル
観終わったあと「タイトルのとおり、ヤクザと"家族"だなあ…」と納得できまた。まさに言い得て妙！
そして、タイトルにストーリーの重要なエッセンスが込められているからこそ、鑑賞して数日経った今でも、余韻がずっと残っています。
洋画にお粗末な邦題が付けられてしまうことは多々ありますが、本作のような良いタイトルに出会えるとちょっとテンション上がります。笑
最後に付け加えるとすると、ジャケとかタイトルを出すタイミングとかもイケてるな〜と思いました！！
