Yuki

太陽がいっぱいのYukiのネタバレレビュー・内容・結末

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

「太陽がいっぱいだ…」タイトルはセリフやったんや😳😳

この引っかかる日本語タイトルが絶妙。
今までの全てのことを経て「ご気分でも?」と気遣われた時に、トムが「太陽がいっぱいだ…」と答える。。ここの部分をタイトルに持ってくるっていうのが、説明難しいけど、この些細な一言のセリフって、よく考えたらこれまでの経緯とか、トムのそれまでの経験をした後の思考とか、とにかく色んなものが詰まってた一言やったんや!!って気付かされて感慨深くなる、、まさに名作。

このタイトルつけた人、映画を見るときの分析力とか感じる力とかセンスとかすごいんやろなーって思った。

ストーリーは普通に面白い、ラストはうおおおってなる。別に捻った感じではないけど、この何とも言えぬ呆気なさが心地いいのよ、、、今までめっちゃ頑張ったのに、、奇跡的にここまできたのに、このオチはおもろすぎる、、そしてその前の「太陽がいっぱいだ、、」も蘇る。

完成度低そうに見えて、こだわってなさそうに見えて、めっちゃ完成度高くてこだわりが詰め込まれた映画なのでは?と思った。

そしてアランドロン良すぎるだあああ〜名名名俳優!!!ただ顔が綺麗なイケメンじゃなくて、目とか雰囲気とか体とか、惹きつけられる魔性のイケメンって感じ。フィリップもイケメンだったし、イケメン俳優はこの映画に沢山出てきたけど、圧倒的主役感、オーラ、、

これは色々勉強になる映画でした。見てよかった。名作!!!
Yuki

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