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太陽がいっぱいのadabanaのネタバレレビュー・内容・結末

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

船上でゆらゆら歪な感情を太陽がジリジリと照りつける
モーリスロネとアランドロンの醸し出す雰囲気は
どうしたってアメリカ人には見えない
見張られているようなカットに怯える
トムリプリーのアップが多い分
野心と憂いを帯びた瞳に魅せられてしまい
罪を重ねても逃げ切ってほしいと願った
デッキチェアでグラス片手にご機嫌なトム
電話の知らせに立ち上がるが
刑事が待ち構えてることをまだ知らない
音楽と共にラストシーンの余韻が素晴らしい
アランドロン24歳
太陽が嫉妬するほど眩しかった
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