EnoTaka

太陽がいっぱいのEnoTakaのレビュー・感想・評価

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.1
フランス映画の名作として語り継がれている今作品。なかなか面白かった。アラン・ドロンとモーリス・ロネがイケメンすぎる。あんなにカッコいい人は久しぶりに見た。ストーリーはすごくシンプルだけど奥深かった。嫉妬や恨みは買うもんじゃないなって思った。時に人間は手に入れたいものを手に入れるために手段を選ばなかったりする。欲望のままに動き、自分の行動に善悪がつけられなくなって周りが見えなくなるのは本当に恐ろしいなと思った。ぼくはこの映画を途中までLGBT映画だと思っていた。でも実際そう思わせるような描写がいくつかあって、多分人によっていろんな解釈ができると思う。2人の男に振り回されたマルジュはなんだかすごく可哀想だった。いろいろ考えさせられる作品。
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