元祖『Mee Too』ですね。
今、観るとぞっとします。
と、同時に映画を観て久しぶりに大笑いしました。
男性中心の社会の中で、女性達がどれだけ振り回されているのか。
男性が女装をすることでそれを浮き彫りにし、それをコメディとして親しみやすい誰にでも訴求できる作品としたエポックメイキングな作品です。
公開当時は、単に『女装した男が騒動を巻き起こすコメディ映画』という位置付けで、笑い先行だったような記憶があります。『トッツィー』という語呂の良さもあって片田舎の小学生の私でも覚えているくらいこの作品は話題でした。
しかし、実際はもっと意義深い作品だったのだと、今回初めて観てわかりました。
もっと評価されて良い作品だと思います。
ただ一点、アフリカ系やヒスパニック系などの出演がほぼないのは、時代の限界だったのでしょうか。