takanoひねもすのたり

ウィリー 移動アイスクリーム屋の男のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

2.3
サスペンス物。

ベビーシッターのジョー。最近恋人ベンの浮気を告白され傷心。ある日、目を離したすきに預かりの子供エリオットが行方不明に。
直前のアイスクリーム屋の男を怖がっていたことから関連性を疑うジョーだったが。

痴話喧嘩の尺が多い。
ジョーの言い分。
「あなたに傷つけられたの」
「ひどい裏切りだわ」
まあ分かる。

ベンの言い分。
「言い訳はしない」
「乗り越えて行きたい」
「一生君を守る」
……………あの流れで、こんな台詞で言質与えると、自縄自縛に陥って関係破綻するの目に見えてんぞ。

とまあ、どうでも良いドラマパートが半分くらい。このベンを演じる俳優さん(ダコダ・モリッシー)もちょっと演技がハマってない感。
途中でFOしますが。
哀れベン。
代わりに活躍するのがジョーの父ちゃん。

アイスクリーム屋の調子っぱずれのメロディが不気味だし、ヘンなメイクの男も登場がインパクトはあれども、後半はメイク落として幼児性が抜けない気狂いストーカーおっさんに変身しちゃって何か普通。

救助にきた一同と犯人対決が、すっこーんと場面が飛ばされているため、事件解決の下りは台詞で説明されるものの、何だこりゃの残尿感。

ラストシーンに至ってはジョーてめぇ海辺で過去に酔ってるの悲劇のヒロインごっこしてんじゃねぇ!と蹴り飛ばしたくなる程度にはアレでした。まる。