とっても良かった もっと胸が潰れるかと思ったけどそんなことなかった
作中でも言及があるけど本当、女の対立を期待するものの醜悪さと対極にある話、だからよかった
二人が交差した後に、どちらもが羨んだり逆に馴れ合ったりもしなかったのも、二人が自分の進む道を見つけていくのが邂逅が契機ではあるものの変に特別に影響を及ぼし合っているような描写じゃないのもよかった、初めて目にした世界ではあるけれど「別階層の人」の言葉や態度だから響いたわけじゃなくて、階層の先にある「人間」を二人ともが見ていたから
貴族つったってただ目の前にあった世界を「普通」に生きてきただけなんだもんね、彼も「普通」の呪縛をまずは知覚してそして抜け出すことができるといいよね
ま、わたしはトウキョウという幻想の作り手のうちの一人です 今までも、これからも
