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アップタウン・ガールズのchakoのレビュー・感想・評価

アップタウン・ガールズ(2003年製作の映画)
4.0
大人のような子供と、子供のような大人の友情物語。

ポップで可愛らしい王道ガールズムービーですが、可愛いだけでなく感動もあったり、意外と心に響くセリフもあったりして元気をもらえる作品です。ずっと気になっていて作品だったのですが、やっぱり当たり!これは好きだなぁ。

何と言っても主演の二人が見事にハマり役で息ぴったり!潔癖で大人びた少女レイにダコタちゃん、自由奔放なベビーシッターのモリーにはブリタニー・マーフィ

悲しい時は思う存分泣いたり、嬉しい時は全力で喜んだり、好きな相手にもちょっと重すぎるくらいに尽くしてみたり・・・
何をやらせてもドジばかりだけれど、何に対しても真っ直ぐすぎるモリーが憎めない可愛らしさ。こういう奔放な女性を嫌味なく演じられるブリタニーはさすが。彼女が若くして亡くなられてしまったことが残念でならないです・・・

天使のように可愛いらしいダコタちゃんも大人顔負けの演技力。遊園地での泣きながらのハグ、フリーダンスが踊れなかったレイが生き生きとした表情で踊る姿には感動させられます。

カラフルな衣装やミャージシャンの彼が歌うヘンテコな歌詞の歌もついつい口ずさみたくなってしまう。

『8歳でも22歳でも、泣きたい時は泣けばいい』
素敵なキャッチコピー*

元気をもらいたい時にぴったりな作品です。
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