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劇場版 アーヤと魔女のmanamiのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
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えー?ここで終わりー?やっと面白くなりそうかもってとこで終わるのー?
意味不明かつ理解不能。おかしなところを挙げていくと本気でキリがないくらいだけど、とにかくパッと思いつくだけでも。
「赤髪の魔女とアーヤの関係が謎」「ベラはどうしてアーヤを選んだのか、知っていたのか、それとも偶然なのか」「マンドレークはなぜ小説を書くのか、なぜ隠れて演奏するのか」「ベラがマンドレークをああまで恐れるのはどうしてなのか」「バンドは何がどうなったのか」「結局、12人の魔女云々は何なのか」
こんなに疑問符がつくなんて、異常事態よね。こんなにわからない(謎解き的なワクワクする「分からない」でなく、脈絡なさすぎて「解らない」)ことだらけじゃ、共感も感動も生まれようがないわ。
あと、魔法に必要な材料が気持ち悪すぎて、普通にヒク。赤髪の魔女の声が不自然すぎて、聞いてるのが辛い。子どもがメインターゲットの作品なのに大人が子どもに手をあげるシーンがあるのはダメ、ぜったい。
アーヤはなかなかひどい目に遭っていながらも「どうしたらいいのー(泣)」って落ち込んだりせず、「くっそー!(怒)」って立ち向かっていける子で、そこは、そこだけはイマドキなキャラで良い。ただ、「思い通り」を強調するのは印象悪い。ただのワガママ自己チュー暴君に見えちゃう。日本語って多彩よ、他にいくらでも言いようあったでしょうよ。
唯一の癒しキャラ枠は、トーマスね。使い魔の中で黒猫が一番優れてるとは知らなかったわ。

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