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劇場版 アーヤと魔女のスペクターのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
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「君たちはどう生きるか」が出る以前のジブリの最新作。

そのくらいヒドイという意味であえて品の無い例えを言わせてもらうと…これに比べたらドラマ仕立てのアダルトビデオの方が話がまとまっているし、見せ場があってハラハラドキドキできる。

少なくとも映画館で見てたら金返せ!ってなっただろう。映画館で見なくて良かった。面白い、つまんないで語る以前の問題だと思う。

原作が未完だからあんな終わり方でも仕方ないって?じゃあ何故この題材を選んだの?「ハウルの動く城」と同じ原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズって他にもたくさん作品あるんだからその中から完成されたヤツを選べばよくない?

ベラ・ヤーガとマンドレークがアーヤを引き取ったのは二人が12人の魔女とやらの仲間で人質としてでは無くて、ただの偶然だったの?
アーヤの母親が取り返しに来て二人と揉めるけど、アーヤの機転のおかげで和解して、12人の魔女に立ち向かうとかできそうなのに。説明不足過ぎて「ゲド戦記」より物語に入り込めなかった。
唯一ほめるとしたらバンドEARWIGの曲「Don't disturb me 」は良かった。ブリティッシュロック好きたから。

宮崎吾朗だけじゃなく「ゲド戦記」以降脚本に加わっている丹羽圭子って人も結構戦犯な気がする。っていうかプロデューサー達もなぜこれにゴーサインを出したのか。他に代替案が無かったのか。

宮崎駿も俺がいないとこのザマかってなって引退撤回した説もあり得る。

とにかく宮崎吾朗の三度目の正直はならずということで。
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