このレビューはネタバレを含みます
アマプラで鑑賞。
これは相当面白い作品でした、、、
繰り返される日常を何気なく過ごす教師4人。
何か人生に活力を見出したい中年世代。
妻との関係がギクシャクしていたり、飼い犬の介護に追われるものや1人孤独に過ごしていたりとさまざま、、
そんな中、アルコールの血中濃度を0.05%に保つと仕事や日々の活動が活性化されるという説を検証すべく、決行。
教師たちなので、要件定義やルール作りを怠らないところが良いですよね。
結論、
お酒は怖い部分もあるからほどほどに。でも人を豊かにするもののひとつだよね、というところに落ち着くんですけど
それをこの短時間で描ききってるのがすごいです。
マッツミケルセンに焦点が当たりがちですが、
本作はこの教師4人がみんな主人公な気がします。
あと思ってたよりマッツミケルセンは飲んでない気がしました。笑
確かにご都合主義なのかもしれませんが、
割とそうでもないと個人的には思いましたね。
お酒に逃げてしまう時もあれば、助けられる時もある。
本作は別に普段お酒を飲まない人に向けられた作品ではないと思うんです。
かと言って飲まない人を否定している作品ではもちろんなく、
お酒好きな人こそ見るべき作品というか、
お酒を飲む人が見たらよく咀嚼できる作品だなと思うんですよね。
個人的にはデンマークの学生と先生の関係性がとても良いなと思いました。
いい意味でフラットで、信頼関係を築ける感じが素敵だなと。
