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エージェント・スミスのあのネタバレレビュー・内容・結末

エージェント・スミス(2019年製作の映画)
1.2

このレビューはネタバレを含みます

実話だから、ありのままを描きました。
と言われたらそれまでなんだけど、クソつまんねー!
というか、実話を題材にする場合、そこに伝えるべき物語があったから再現化する訳で。今作は注意喚起的なモノだから、観客に何を伝えたいかっていう指針を考えると思うんだけど、今作では何を伝えたいのかがよく分からない。
結論から書いちゃうと、新人FBI♂が証人♀に手を出して、都合が悪くなったから殺しちゃった事実の顛末を描くという身も蓋もない内容で。
最初は底辺の生活から抜け出したい主人公が証人となる事で大金を得る救済的な話かと思いきや、目先の幸せを掴む為に?FBIとの不倫に発展したけど、振り向いてもらえなくなったら逆上して復讐劇へと発展していくトンデモ展開に。
これだけ起伏に富んだ内容で、主人公の意思は明確なのに、話が頭に全く入ってこなくて(つまらなかったからとも言える)困惑しながら見てたのだけど、全てが明るみになってから気付いたのは、FBIの言動がフワッとした描かれ方だったからなのではと。
映画化してる時点で生きてるのはFBIだけだから、出世シタカッタダケナンダー!という奴の主張の都合のいいような内容になっていて、色々な事が抜け落ちてからなのかもしれないと。
そう思う決定打となったのがラスト。
モデルとなったであろうFBIが顔出ししてヘラヘラと喋ってて。
今作だと誘ってきたのは主人公って事になってるけど、そもそもルールを破ったお前が諸悪の根源やんけ!!!!!!
糞が!!!
と思ったりした😇
それにしたって、見せ方どうにかならなかったのか。。。
なんでも(特に今回は人が死んでるし)エンタメにすればいいというものではないが、ちょっとつまらなすぎた。
あ