(この感想は2021/3/31の引退発表以前に書いた物です)
幾度となく完全復活した男が懲りずに完全復活するってんだからコリャもう相当な完全復活なのだろうと《自分に言い聞かせて》借りたコイツは、しつこく完全復活と言って来ただけあってその言葉に恥じない域まで高みに上がったと認めて良い程の見事な『完全復活を成し遂げた!』と言って良いのか良くないのか、もはやワシには分からない!
そう!!
絶対に死なない男の小遣い稼ぎ
《 片手間マクレーン 》完全復活である!
個人的に言えば主演なら【デス・ウィッシュ】、助演なら【マザーレス・ブルックリン】辺りで本来の完全復活をしていると思っていたジョン・マクレーンことブルース・ウィリスが、出戻りと言うべきか里帰りと言うべきか、ココ暫く居た場所に完全復活である。
言い方を変えれば《完全沈黙》!
完全沈黙枠に完全復活だ!!
片手間マクレーン、当然"主役ではない"。
主役はお姉さんである。
悪者に命を狙われ、必死に逃げて戦っているお姉さん。
(彼女は演技も含め結構頑張ってる気がした。)
ブルースは序盤とクライマックスでしっかり味方として登場するという"もはや定位置"のセカンドネームだ。
それにしても…
多方向で伝わって来るやっつけ感。
絵作り1つ取っても創意工夫を感じない。
目新しさを出すのが難しいジャンルだからこそ面白くする為のテクニック等が必要なのに、テクニックどころか"努力"すら観てても伝わらない。
コレはブルースの名前やポスターアートの詐欺と言われても止むなし。
〈片手間マクレーン〉案件の中でも結構低ランクな出来である。
こんな完全復活するぐらいなら いっそニコラス・ケイジまでブッ飛んで自らの名前をジャンル化させてる方が全然良い。
(まぁブルース・ウィリスはタイプ的にソッチには行けない気がするけど)
間を空けず同じコンビ(監督&ブルース)でもう1本出るが、それがどうなるか次第で更にこの映画 Filmarksスコアを下げる可能性もある。
ブルース、もう少し仕事の取捨選択はした方が良い気がするぞ。
嫌いなワケじゃないからこそ言っている。
『 コレはダメ。』
ただ、ここまでダメ出したわりにスコアが2.0より上なのはワシ個人…あくまでも"ワシ個人"的には とてもサプライズな
【ラバランチュラ】主演
スティーブ・グッテンバーグが出ているからだ!
(ナゼにポリスアカデミーシリーズ主演と言わわずラバランチュラにした!?)
もちろんチョイ役だ!
ナンならカメオ並みのワンシーンだけだ!
そして物語に深く絡む事はナイ!!
もはや彼に関しては片手間ドコロの話ではない!
でも『ラバランチュラ・グッテンバーグが出ている』。
ただソレだけでポイントUPだ!!
良かったな!
この作品に関わった奴ら全員
グッテンバーグに足向けて寝るなよ!!
(注: 念のため繰り返しますが、彼はナンの活躍もしません)