狙いはわかるし意欲作だが。。
設定の甘さと、美術の詰めの緩さ、細部のギミックに対するこだわりの薄さが気になった。
不思議さや、SFみを雰囲気として出すタイプの作品ではないので、余計アラが気になる。
例えば、前半に出てきたじぶんの娘を密かに教えるキャラがその後、一度も出てこなかったのも、回収不足？と思うし。。
そして、あの姉が病院であの男を見つけて、知り合ってすぐに、いきなり「全てを捨てられますか？」って。
捜査関係者だったらどうするつもり？
マスコミに通報とかしたらどうするつもり？…などなど、設定の甘さと詰めの緩さが最後まで気になって入り込めず。
ラストは予想通りで答え合わせのような感じ。うーん、惜しい。
