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スパイの妻のtobitsukijackのレビュー・感想・評価

スパイの妻(2020年製作の映画)
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ふむふむ。
英字幕付で観たかったな(たいして英語わからんけど。) 悲劇要素がシェイクスピア劇みたいだったな(よく知らんけど…感覚ね(笑))なるほど、惹かれる惹き込まれる彼らに。。秀逸ってゆうの、美しかったです。

そして、モノクロからカラーになる頃合いの往年の女優さんらしさの蒼井優さんがやはり素晴らしいではないですか、大人っぽくもあり幼さもある幅も、なんてゆうか表情や口の動きが現代人ぽくなくて優雅さが際立ってました。洋装和装も素敵でした。

普通に生きててスパイになる可能性ってスパイになる出会いって急に起こることなのだろうか。スパイってゆうスパイス入った人生(笑)ちょっと憧れますね。

意外な方向へずんずん導かれるようなストーリーのなかで、ずーっとひたすら堂々としたご主人(高橋一生)様はどれだけ先見の明で先々を見通して先手打ったのだろうか、と。そうゆう人のもとではちょっとくらい道筋外れる予定外が起ころうとも、変わらぬ強き志しで貫き通してしまえるものなのかな。たいした人だわって笑えてしまうのは一緒にいないとわからない。

傍から見たら翻弄するされる手玉にとるとられるみたいな関係のそんな感じかもだけど、お二人の愛と信じる心のなかでは通用しない言い方だろうし、もっと適した言語が二人のために特別にあるような気もした。

でも、これは特別なことではなくほんの一部で、この頃の時代の人達にとって命がけで生死を意識した生き方や、世間とは穿った見解をもつことの責任の強さとか正義心が、もっと沢山あったかもしれないと思うと、、物語にすることで観て知って感じることで未来に繋がる、繋がった!と思える。
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