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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのcrimsonのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

前作は、これまでのアニメーション映画の全てを一新した、まさに革命的傑作だった。

だから、続編となる本作には鑑賞前からとてつもないハードルが課せられてる。
前作と同レベルのことをやってのけても、それでは納得されない。
それなのに、本作は圧倒的な完成度でそのハードルを難なくクリアしてきた。

まず、物語の力強さ。これに尽きる。
前作より数倍厚みのある物語に脱帽。
グウェンの背景から語られる本作は、マイルス登場への求心力、必然性を極限まで高めており、2人の再会の後に訪れる黄昏れ。
ここのシーンの情景描写も素晴らしい。
様々なマルチヴァースの世界が交錯するため、前作以上に多彩な世界観が見事に表現されていて、え?え?え?ってなる。

とにかく全てが前作を超えてきた。
前作は作画も音楽も物語も凄すぎて、凄いぜ!って興奮してニヤニヤしながら観ていられたが、今回は凄すぎて言葉にならない。
凄すぎて何が凄いのかすらも表現できない。

ただ、これだけは言っておきたい。
ホービー・ブラウンこと、
スパイダーPUNK❣️
奴は痺れるくらい最高だ❣️
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