このレビューはネタバレを含みます
ラストシーンは秀逸ですよ。
ジュリア・ロバーツにマハシャーラ・アリ、そしてイーサン・ハント、じゃなくてイーサン・ホークと演技達者が揃い踏みの終末デガダンススリラー。
ケビン・ベーコンも燻銀の役で出てます。
終始シャマランチックな演出のもと、現在の世界問題を全部詰め込みました的な欲張り作品。
なもので、やたらと不穏なシーンが乱立して描かれてて、それを煽る劇伴がやや大袈裟に聴こえてくるのもご愛嬌。
よくラストシーンの意味がわからん。
という意見を目にしますが、アレはDisneyなんかの動画配信サイトやサブスクに重きを置いて円盤発売しなくなっている昨今の風潮に喝を入れる素晴らしい演出だと思いますよ。
最近、よく⭕️⭕️が来年から円盤販売から撤退するらしいよ。とか聞くでしょ?
そしたらどう?
今回みたいなケースに陥った場合、観たい作品が観れないじゃぁぁん?
円盤とかあればさ、観れるんだよ?
考え直せよDisney?てことかしら。
円盤派の私には、とても胸に刺さる演出でした。
なもんで、ラストシーンの秀逸さと俳優陣の演技力に3.7です。
作品自体は、まぁ、さもありなんな内容かな。