ずっと観ようと思っていたのをようやく鑑賞。
地道な裏取り調査で富山市議会の政務活動費不正を暴き、与党議員らを次々と辞職に追い込んだ、これぞジャーナリズムと讃えられた傑作ドキュメンタリー映画。
インタビューで自らの潔白を豪語し大口を叩いた議員先生の面々が次のカットでは一転弱々しく謝罪するという痛快な構成が冴え渡っていた。
チューリップテレビ局内でもさぞや高評価だったのだろうと思いきや、取材を担当した砂沢氏は経理担当に左遷、五百旗頭氏も局の報道姿勢に限界を感じて他局に転職するというラスト。
この展開はもしかして「エルピス」にも影響を与えていたのか?