記録的猛暑、「サムの息子」と呼ばれる連続殺人犯、治安の悪いニューヨークのブロンクス、大停電。
1977年の実際の出来事とフィクションを織り混ぜたドラマ。スリラーのようにも見えるがスリラーを期待するとちょっと弱いかなという印象。
かつて出版した本が評判を呼び一躍有名になったはずが、今や治安最悪のサウスブロンクスに1人で暮らす女性。
どうも引きこもって外へ出ず、食料などは配達で済ませているようだ。
なんでこうなったのか?ははっきりは言われてないのでなんとなく想像する。
連続殺人犯は関係あるのか?父は?といろいろ興味をひくのだけど、ひたすら主人公が引きこもって自分の殻に閉じ籠っている様子を描いていて。
何かをきっかけに自分を見つめ直すという感じかなぁ?
主人公の内面に焦点を当てて、説明は徹底的に排除し余白はかなり多め。