ウルフ・アワーの作品情報・感想・評価

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「ウルフ・アワー」に投稿された感想・評価

99分が、139分くらいに感じる拷問感…

ナオミ・ワッツの、お乳と、おケツを拝めたくらいでは、埋め合わせになりません。
ぴな

ぴなの感想・評価

2.0
スクリーン2

中盤で寝落ち…
思っていたのとちょっと違った。
なんだか舞台劇が似合いそうな作品。ナオミ・ワッツの独演で。
shigaisen

shigaisenの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結局全てはジューンが書いた物語を観ていたということだったと解釈した。停電や殺人機の出現など実際に起きている出来事を織り交ぜた物語。もしそうではないとしたら、外に出れなかったのに危険な状況下で自分の原稿を案じて外に出て復活を遂げることになるが、そこまでの変化を生むきっかけはわからなかった。ほとんど部屋だけで展開するが、部屋の様子でそれまでの暮らしぶりや精神状態がわかるし、訪れる人との関わり合いが観てて飽きさせなかった。
「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」9作目

昨年、New Yorkへ遊びに行き、ブロードウェイ・ミュージカルでも観ようと思ったら「42年ぶり」の大停電にあってしまい芝居もディナーもキャンセルになり残念な最終日になった事を思い出しました
その42年前の停電、1977年ニューヨーク大停電が本作の鍵です🇺🇸

ですが、停電の話でなかったし、停電当日の話でもなかったです

過去のトラウマで恐怖心から一歩も部屋から出れない主人公のワンシチュエーションドラマ

冒頭、「サムの息子」のニュースが流れてたりしたのでサスペンス、スリラー的な物を期待したのですが、そんな話でもなかったです

中盤、激しい睡魔に襲われたのですが、ナオミ・ワッツの美尻で目が覚めました!😊
ドラマという言葉と娯楽という言葉は少しイメージが異なる。
しかし、本作のような「主人公が底辺から再生する話」をハリウッドの王道的に作れば、そこにはカタルシスや感動が生まれ、そしてそれは娯楽性を帯びるのではなかろうか。

翻って本作は、その娯楽性が全くない。
ハリウッドを代表する実力と美貌の持ち主であるナオミ・ワッツさんをもってして、その娯楽性が恐らく意図的に剥ぎ取られている。

だから、本作は楽しくない。
しかし、娯楽性のない主人公の再生物語は非常にユニークだし、中々他に例を見ない。


終始やさぐれた主人公のジューンは、白人女性が一人で住むには危険すぎるスラム街の真ん中のアパートに引きこもっている。
物理的に出ない方が良さそうであり、そして彼女の過去のせいで、彼女は精神的に部屋から出る事が出来ないという二重構造。


そんな彼女の元を訪れる人々は、スラム街の青年だったりセクハラ警官(かつて彼女が著書で喝破した父権社会の象徴みたいな存在)だったり、さらにはジューンが呼び寄せた男娼だったり。


精神を病み底辺をもがき続けているジューンの再生は、そんな連中との関わりから生まれたりする。傍から見れば前向きな様相には見えない彼らとの関わりだが、結果的にそれがジューンを前に進めたりするのだ。再生は必ずしもドラマチックでも美しくもない。


そして再生の象徴となるのは、家から出ることが出来ないジューンがついに外に出ること。そこで彼女が目にする朝日は確かに美しいが、その時街は停電後に起きた略奪の最中。
さらに、外に出る引き金となったのは宅配ボーイのフレディ君が襲われているのを見たからだけど、果たしてそれはフレディを案じたからか、それともフレディが持っているであろう小切手を案じたからか?案外後者な気もする。

そう考えると、再生する人もまた美しいわけではない(容姿の事ではない)。


ほぼ全編ナオミ・ワッツさんの一人舞台。
かつて反戦活動家として息巻いていた人間が落ちぶれやさぐれた様子。
そのやさぐれっぷりが、実はそんなに深くなくて酔っ払いの気が大きくなった程度の様にも見える絶妙さ。
何歳の設定なのかわからんけど、まるで思春期の少女のようにも見える不安定さ。


思えば「楽しくない」本作は、そんな名優の演技によって推進力を得ていたのだと分かった。
上旬

上旬の感想・評価

3.5
未体験ゾーンの映画たち2020延長線にて

思ってたのとはかなり違ったけどこれらこれでアリかな。

スリラーではあるけど、よくある恐怖演出はあまりない。ある事情を抱えた女性の心理的圧迫を追いつつ、NYの貧民街の現実、また警察による黒人の暴力を描くなど社会派なメッセージが無理なく織り込まれていた。

ナオミ・ワッツの、確かに美人なんだけど病んでる感じがよかったなー『WAVES』のケルビン・ハリソンJrも彼の二面性がおもしろかった!

ブザーが結局何なのか、どこまでが本当なのかあまり明かしすぎないバランスも好き。

スリラーやホラーのドキドキ感を期待していると肩透かしだろう。むしろこれは『ストーリーオブマイライフ/わたしの若草物語』に近いのではないだろうか。過去を相対化し、受け入れ、そして本を書くという点で。

まあ正直そういう話にしては情報の出し方が不親切でわかりにくくはあるので、もっとブラッシュアップできたのではとは思う。最近見た中では『ナンシー』に鑑賞後の感覚は近いかも。あちらも自分に向き合う話だったし、思ってたのとは違ったけど意外とよかったという感覚が似てる。