マサミチ

夏への扉 ―キミのいる未来へ―のマサミチのレビュー・感想・評価

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原作は小学生の時に読書感想文用に読もうとして数ページで断念したからほとんど未読。あらすじは一応知ってる程度。

ただし今回の映画版は話の大枠は原作準拠でも色々と設定を現代向け日本向けにアレンジしているのは分かる。ヒロインの設定を義理の妹に変えた辺りは如何にもな感じはしたが、別にそれが悪くなくわりと上手く機能していると思う。

まァ前半の主人公が嵌められるまでの展開をもう少し削っても良かったかな?

未来で目覚めてからの展開の端折り具合とのバランスをもっと考えて構成して欲しかった。

山﨑賢人と清原果耶の主役二人のお芝居は可もなく不可もなく、むしろ脇役の夏菜の悪女振りとロボットの藤木直人の好演が心強い。

ただまァ興行的には苦戦してるそうで、日本のSF映画は成功しないとか自説を唱える方もいるが、コロナ禍とゆう状況下でいまいち魅力が伝わらなかったのではないかな?もっとストーリーの面白さを前面に出した宣伝をすべきだった。

自分としては普通に誰でもが楽しめる娯楽作としてはオススメですけどね。
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