映画ファン

夏への扉 ―キミのいる未来へ―の映画ファンのレビュー・感想・評価

4.0
何故か泣いた。期待を上回る良作。
最後の病室で、時間軸をズラして2人が再開するシーンはとても幸せな気持ちになる。

やはり三木監督。全ての俳優の魅力を存分に引き出す。

とくに主演した女優を美しく、眩しいぐらい素敵に描写する。清原果耶が輝いて見え、感情移入した。

そして、皆のコメントにもあるように、もう良すぎたのは、ミスチルのcross road。
感情を揺さぶる歌詞と桜井の切ない歌声が、擦れ違う2人の感情の描写と見事にマッチして、聴き惚れてしまう。
20年以上この曲を聞いてきて、この描写のcross roadが1番だと感じた。
この数週間は、cross roadを何回も再生するな。

良い作品だった。ありがとう。