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十二単衣を着た悪魔のFOのレビュー・感想・評価

十二単衣を着た悪魔(2020年製作の映画)
5.0
原作を読んだ後に鑑賞しました。
あの長編小説を2時間に収めるのは苦労があったと思います。
三吉彩花さんの弘徽殿の女御が、格好良かったです。
台詞が名言の宝庫でした。
主人公雷役、伊藤健太郎さんは、安定の演技力で、何度も泣かされました。
序盤と、きちんと平安装束姿になった頃では、顔つきが違いました。
そして、やはり平安装束姿が素敵でした。
序盤、ストーリーが少し駆け足だったと思いますが、伊藤沙莉さんの倫子が登場した辺りから、落ち着いたと思います。
雷との夫婦愛が微笑ましくて、2人のシーンはとても魅力的でした。
雷が歌う演出も良かったです。
雷のラスト近くの台詞に泣きました。

2回目鑑賞しました。
1度目は、あの長い原作をどんな風にまとめるのかに気を取られていたようで、今回の方が台詞や演技に集中するとこが出来ました。
1回目より、ストーリーが駆け足に感じず、上手くまとめたと思いました。
ラスト、やはり泣きました。
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