話の展開が不条理というか訳分からな過ぎて、中盤以降「もう、終わりにしよう」とずっと思って見てました。TENETより分かりません。基本的に男女二人が吹雪の中をドライブしつつ、ハイレベルな文学談義のような衒学的な会話をします。彼の実家では、彼の両親が出迎えますが、タイムリープしまくります。彼女の方も不可解に思いながらも、その状況を受け入れていきます。全てがとっちらかったまま物語は終わります。
あとで解説を見て分かりました。夜中の高校で掃除をしていた年老いた男性の妄想なのね。「もう、終わりにしよう」としているのは自分の人生のことなんだ。妄想に耽けることを止めて人生に終止符を打とうとしている男性を描いているらしい。ミュージカルのシーンは、「オクラホマ」というミュージカル映画を見てないと理解できないようです。ラストシーンは夜中の吹雪のあとの爽快な朝でした。ハッピーエンドなのか？よく分からん。
