樹海村のきょうのネタバレレビュー・内容・結末

樹海・オブ・ザ・デッド。

『樹海村』と言いつつテーマ的にはコトリバコのような。
だとしても最後の指から産まれる樹木ゾンビーズは意味が分かりませんでしたが…コトリバコってそんなだっけ？
村の幽霊達はあれで何が成せたの？(樹木を増やして樹海を更に異界化したり、響を元手に新しいコトリバコを生み出したりとか？)

左手薬指を切断してこようとする側に、まだ薬指があるのは完全にギャグ。

『犬鳴村』に続き、村シリーズは複数の都市伝説や言い伝えを混ぜて、幽霊なのかクリーチャーなのか中途半端な怪異に仕立て上げる作風なのか…？

しっかり混ざっていれば良いが、今作で言うとコトリバコの顕現条件や呪いで何がしたいのか、何故母親含め主人公一家周辺が狙われていたのかが釈然としなかった。
母親が姉妹を連れて樹海にコトリバコを置きに行くのも謎だし、姉の鳴も都合よく記憶を失いすぎている、

その説明不足感の割りには、一人ひとりじっくり処していくので上映時間が長過ぎるチグハグさ。

ダウナーな響ちゃんの可愛さだけが救い。