イチロヲ

スケベ研究室 絶倫強化計画のイチロヲのレビュー・感想・評価

3.5
男性の生殖機能を活性化させるための治験に参加することになった女性看護師(竹内真琴)が、病院の全権掌握を企む総括責任者(市川裕隆)と接触する。新薬開発におけるドタバタ・セックス劇を描いている、オーピー配給のピンク映画。

女性のエクスタシーに呼応して効果を発揮する、新型の精力増強剤をめぐるスッタモンダ劇場。治験の様子を荒唐無稽なエロバカ・コメディに落とし込んでおり、薬を誤飲した女性がサキュバス化する展開までもが待っている。

痩身系のヒロイン、グラマー系の女性教授(美咲結衣)、ワガママ系の令嬢(西村ニーナ)が、三者三様となる眩しいヌードを魅せてくれる。鑑賞者の視点を操ってくる画面構成が絶品であり、艶めかしい女体の稜線を追いかけることができる。

クライマックスでは、これまた嬉しいレズビアン・バトルが勃発。体型の異なる女優同士が、白い柔肌をフワフワと衝突させながら、恍惚のストロング・スタイルを展開させる。良い意味で「ピンク3本立ての3本目」という印象が強い作品。
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