このレビューはネタバレを含みます
作品の尺度すら狂わせるほどの魅力が溢れ出す女優のんちゃん
正直映画としては冒頭から結構性急でわかりづらいとこもあるし、周りに聞こえるほどの脳内相談役との会話ってギリギリナシだと思うし。
その脳内相談役も他人のような存在なのか自問自答の抽象表現なのかわからないところもあって、
求めたのも自分、傷ついたのも自分ということならわかるんだけど海辺のシーンで完全に守護者みたいな別人って印象になっちゃうんだよなぁ。。
この設定でこの話ならもっと射程の遠い普遍的なとこまでいけた気がするんだけどなぁ。
そういう不満なんかは後々よく考えると出てくるんだねど、上映中はとにかくのんちゃんをずっと見ていたいという欲望に忠実な犬と化していたわけで。。
あぁ〜いろんなのんちゃんを堪能できて本当に幸せでした。
今年の東京国際映画祭で観客賞受賞した時のびっくりするくらいフワフワしたコメントももっかい見ようかな。
エミリオプッチって可愛いけどスカーフとか財布の小物で使う分にはいいんだけどワンピはなんか違うと思うんだ、その服選んでる時点でお前…なんてね。。
それにしても上手くやっていた女芸人の吉住が今年のTHE W優勝ってすごいキャスティングのミラクル。