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私をくいとめてのgockのレビュー・感想・評価

私をくいとめて(2020年製作の映画)
2.5
アラサーおひとりさまOLがイマジナリーフレンドのAと会話しながら(要は自問自答)他人との距離に悩む話。
のん氏はあっけらかんとした役が多いが、自己評価が低くセルフツッコミの多い主人公はギャップがあって凄く良かった。
そんな感じで、林遣都氏演じる会社の後輩と仲良くなり始めた第一幕くらいまでは楽しく観れてたんだが、温泉行ったりローマで親友の橋本愛に会う中盤、異性との距離に苦しむ後半とかどんどん乗れなくなってきた。

「他人から見たら些細な事でも本人からしたら一大事」…という主人公のざわついた心の中を、主人公がイマジナリーフレンドAに対してまくしたてるという形で表現してるのはわかるし自分もこの主人公みたいな心境の時はあるのだが、のん氏があまりにも号泣して心境を絶叫しまくるので単純に引いてしまった。心の中をそう描写してるだけで現実の主人公はただ黙ってるだけなんだが、あまり大した事ない事象に対して感情的になりすぎだし男女問わず感情的に喚き散らしてる人が苦手というのもあります。
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