チーボー

名も無い日のチーボーのレビュー・感想・評価

名も無い日(2020年製作の映画)
4.1
あの時ああしていれば失わなかったのに。を背負う日々の苦しみを激しく搔き立てられました。
手を出して、取り合うことを怖がりがちな自分…

兄弟模様も感じ入るものがあります。
1人と2人、てのが大きく違うのと同じくらい、
2人兄弟/3人兄弟、でも事情が変わるなあ、なんて。

出てくる人数が多く感じて、記憶に残る画とか要素もたくさん出てきて頭の中ごちゃつき気味で進み。
時系列も整理しながら。脳が勝手にやっちゃうから不思議。

それはそれで素敵。生活ってそういうものですよね。
実際の所一本の線にまとまるわけじゃない。
まとめてしまいたくなるけれど。
いろーんな景色の集合体。

ごみ収集、ニューヨーク、写真、失明、新聞紙、光、花火、提灯、受け継ぐこと、狐のお面。
意味を見出したいような、あのまま画として受け止めて良いような。

音楽の入れ方、切り方はしっくり来ず。
全然素人なのでどこがどう、って言えないけど…
*実話が基なのですね、ふむふむ…
チーボー

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