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アル中女の肖像のmtmtmtのレビュー・感想・評価

アル中女の肖像(1979年製作の映画)
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セリフがあんまりなくてよかった。
洋服を着せてあげるシーン見てたら泣けてきた。
ちょっとの段差でカートがひっくり返ってしまうので、街中でカートを押しながら歩くのはとても大変そうだ。舗装された道しか歩けない。
すっごい高いヒールを履いてズンズン歩く主人公は、とても気高い目をしてる。
そんなたっっかいヒールを履いてるのに重いカートを一緒に持ってあげたりするのにはこの上ない愛を感じた。なぜか同情は感じなかった。(一緒にお風呂入る時は若干感じたけど。それよりも同じ酒飲みとしての情みたいなものを感じた)
カートをずっと押してる女であり物乞いの女と、たっかいヒールはいてる女であり喋らない(会話をしない?)女。二人ともふらふらしてるけど支え合えている。
髪を果物ナイフで梳かすシーンは、あれが普通の櫛だったら相当違う印象になってたから、すげえなーと思った。
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