このレビューはネタバレを含みます
少しずつハマっていく世界観
インド映画だと思って観始めたら
中国の映画会社の広告が流れて
へぇーこんなところにも中国の波がなんて
思ってたら中国の映画でビックリしました。
そしたら、なんと舞台は日本じゃないですか。
2人の太り方なんか変だし、
日本人の感じも、なんか違和感あるし
窓枠に挟まったり、病院でジェが妊婦と入れ替わったり、ハオの奥さん見ると歌流れたり、潜入するとき男2人で夫婦やったり
笑わせに来てるけどイマイチ笑えないなって思ってたんですけど
スポットライトに追いかけられ、豆腐踊りするくだりらへん以降、だんだんこの世界のお笑いがクセになってくるんですよ。
ジェがカッコよくレーザーを掻い潜ったら目的地が反対側だったとか、障子を指で破ろうとしたら障子紙のところが壁だったとか
脱出する時にダクトになりきるとか
なかなか笑いました。
それにしても、スパイのジェはともかく、ただの警備員のハオもなかなかやるんですよ。
スパイじゃないのに、動きメチャクチャいいじゃないですか。
2人とも、よくその体型で動けるなって思いました。
実は敵が魅力的なんですよね。
ほんと不運な丸坊主の人。
ハオに銃で打たれるわ。逃げる2人の車にぶつかるわ。ほんとギャグしてましたね。
あとオカッパの女性。
いい感じにユニークなお顔でしたね。ジェとのコント好きでしたよ。
まさか、オカッパお姉さんがスパイ側だったとは、1番の驚きでした。
ずっとゲームしてた金髪イケメン
凄い動きでしたよね。
本作で1番動けて、終始イケメンでしたね。
赤髪美人お姉さんは、てっきり見掛け倒しかと思ってたんですけど、戦闘も強くて美人って
最高でしたね。
土俵で戦うシーンは、どこからの誰かが観たら神聖な土俵を荒らして、なんて言いかねないな
なんてね。
終わってみれば意外と面白い作品でした。
最初20分耐えらればイケます!
エンドロールも、なんか新鮮で
中国の協賛企業のところカラフルなんですよね。
日本とか洋画って白黒が多いんで
おーなんか新鮮だなって
余談ですが
日本語を日本語の字幕で見るって、なんか不思議な感覚でした。
それに、日本人の役者を使ってるかと思えば、カタコトの日本語話す中国人の役者もいますし、
警察で、「チさん貴方中国語話せたよね」って言ってる、その人がカタコトで、なんか笑えました。