ゆうひん

海辺の彼女たちのゆうひんのレビュー・感想・評価

海辺の彼女たち(2020年製作の映画)
4.5
GW最終日に鑑賞。徹底して外ではなく内から迫りながら、背景にある法制度やグローバル資本主義の歪みを思わずにはいられない。翻って、自分は限りある出会う人々にどう接しているか、邪険に扱ったことはなかったか。思索の連続のさなか、不意に訪れるエンディングはこれから先も揺れるのだ。

パンフレットも内容が充実していて面白いです。主なロケ地は実際に漁村などで技能実習制度を活用している青森県外ヶ浜市。地域との信頼関係、協力がどのように形成されたのか、現地の人がどのような感想を持ったのか、貴重な声だと感じました。
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