ゆうひん

ヤン・シュワンクマイエル短篇集のゆうひんのレビュー・感想・評価

4.5
すごく楽しかった。映像をただ見るという感覚を本源的に味わえる気がする。
比較的わかりやすいもの、知識がないとわかりづらいものとあるが、寓意や政治性を理解するということの手前に、わけのわからない風景がとめどなく差し出されるというそのこと、その前では一つの重圧もないということがうれしい。
西欧のシュルレアリスムは商業主義へと堕したが、チェコの場合はずっと爆発力を持ち続けたという評論家の評言。中欧・東欧のシュルレアリスムへの関心が湧いた。
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