今日も喉が痛い

アイダよ、何処へ?の今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)
3.7
この類いの映画は、この迫り来る死を感じながら自分ならどうすると考えながら観ているが、いつも思うのが一矢報いてやるとイキってしまうのは80年代アクションスター達を見過ぎたのだろうか。現実はそんな甘いものではないのだろう。それはただただ重くのし掛かる。一生恨む。一生根に持つ。見つけたら復讐する。これもまた80年代アクションスター達を見過ぎたのだろうか。分かってる。そんな事をしたって気持ちは晴れないのだろう。大事なのは次の世代に遺恨を残さない事。それを、そんな事を、許す事ができるなんて人間が出来過ぎている。子供達に憎しみは残さない。この憎しみの連鎖は私たちで断ち切る。終わりにしよう。アイダは先生だ。伝え続けるんだろう。立派すぎる。そう、これは立派すぎる映画だと思う。

で、でもさ!アイツは刑務所ぶち込まれてもいいよな?!ねぇ?!違うの?何を幸せそうに…!こ、これがいかんのか…辛い…。