ちょうどいい

アイダよ、何処へ?のちょうどいいのレビュー・感想・評価

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)
4.3
翻弄されてきたバルカン半島の歴史(できればハプスブルク家vsオスマン帝国から)を予習してから見ると、より陰惨さがブーストされるはず。

イスラム、カトリック、正教が入り乱れての三つ巴。

セルビア=悪、ボシュニャク人=善という近視眼的な見方ではなく、是非多面的に捉えて欲しい作品。

内戦後のラストシーンはかなり不気味なので刮目。

1時間20分からが白眉。