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国境の夜想曲のシネマのレビュー・感想・評価

国境の夜想曲(2020年製作の映画)
4.0
"オスマン帝国の没落と第一次大戦後、宗主国は中東に新たな国境を引いた
その後 数十年間、権力への欲がクーデターや腐敗政権、独裁者や外国の干渉を生んだ
悪循環の中で専制国家、侵略、テロが市民への害を大きくしている
本作は3年以上、イラク、クルディスタン、シリア、レバノンの国境で撮影された"(オープニングより)

タリバンとISISの区別もよくわかっていない自分にとって、とても学びがあった

ISISのヤジディ教徒に対する迫害は映画『レッドスネイク』で知り、凄まじい…と思っていたが、実際には想像を絶し、人間の残虐さってここまでやるものなのか…?と言葉を失う…

クルド人の女性だけの部隊等もニュースか何かで知っていたが、それ以外はあらすじ等を読まないとわからない部分が多く、知識がない部分は???となる

国際ニュースはなるべくチェックしているのだが、ここまでとは…

淡々と静かに伝えている映像にとても力があった

⚠️死体の写真等がボカシ無しで写り、流れる音声も生々しいので、そういうのが苦手な人は要注意⚠️
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