幸せな結婚式パーティーの光景が一瞬で様変わり…僕たちはこんなことが起こるような世界で生きているんだろうか…。
観てるだけなのに胃のあたりがキュウゥゥっと締め付けられるように苦しくなってくる、もしかしたらこれが一切のフィルターを通していない現実の姿そのものなのかもしれない…。
グロいだとかエグいだとかそういうことじゃなくて全体的な空気の重苦しさがのしかかってくるような感覚、人間の悪を寄せ集めた裏の部分だけを抽出して見せられた気がして…気分が落ち込んでる時に観たら闇落ちしてしまうかもしれないので注意が必要かも…観ている間は人間なんて滅んだ方がいいんじゃないかとすら思ってしまった。
マリアンがすごくかわいいのよね、外国人の女性って大人びて見えがちだけど25歳?よりも幼くも見えるようなキュートな感じ…その外見と優しい性格が格差社会での富裕層の世間の厳しさの認識が薄い無知な感じをよく現わしている。
軍事作戦とか紛争で捕虜や人質に暴力をふるうだとか酷い扱いをするとかは容認はできなくとも状況として理解はできても兵士によるムリヤリの強姦とかはどうしても理解できない…というかそれはもはや人間をやめてケダモノに成り下がってしまっていてどうにもモヤモヤしてしまう…そんなことするやつはろくな死に方しないんだろうなというかできる限り苦しんで地獄を見てもらいたくなる…。
すぐ近くで暴動が起こっていてもかまわず結婚式パーティーだと浮かれて我関せず知らぬ存ぜぬのノー天気な富裕層が格差社会を象徴しているんだろうか…。