以前に別のルービックキューブのドキュメンタリーを観たことがあり、すごい世界があるものだと思ったけども、この作品はどうやって解くのかとかどうやってスピードを上げるのかとかルービックキューブの歴史というテクニカルな面での話よりも、人間同士の繋がりにスポットが当たっていてほんわかした。こういう大会では日々の人の繋がりや大会そのもの(これだとスピードルービックキューブという遊び)に対しての人々の想いが凝縮されて現れるイベントなので、美味しいとこ取りではあるが、それが大会の良いところでもある。だからイベントとか大会って大事で、単調な日々もがんばって生きようと思わせてくれるのだ。
そもそも、好きなことがあるというのは素晴らしい。何故それを好きなのか、何故それをやるのか、なんて本当はどうでもいいのだ。人がとやかく言うことではない。
フィリップってすごくいい人だなぁ。