オンライン試写にて。最後めちゃくちゃ泣いた…！自分でも驚くほど。凄くいい結論×結末。
記者の言うとおり、体面を保ったのだ。でも私は、浅川はその先が見たかったんじゃないかな…と思った。
冒頭に先生が「勝負は自分の力で勝たないと」という一言があるんですが(まずここでズシっと来た)、これがまさに象徴してる。自分との闘い。
将棋映画好き×コンピュータ好きの私にはたまらない映画でした。凄く素晴らしかったです！もう一度観ます。
もう絶妙すぎるキャスティング。吉沢亮くんの子役くん、めちゃくちゃ似てる…！雰囲気が。そして御本人、陰キャ系を演じさせたらピカイチすぎます！！過去作も陰キャ系しか観てないのですが、まさに彼の真骨頂。若葉竜也くんもはまりすぎ。むしろ苦悩は彼の方が多かった感じなんだけど、それがまた似合いすぎている。伝統を重んじる「棋士」という役柄が大衆演劇出身という彼の出自に合いすぎている…。そして私のイチオシ落合モトキくん！出てきた瞬間に「これこれ！」笑みが止まらない…好きすぎる役どころ！！あと、先生役の方がめちゃくちゃいいです！凄くいい役です。
将棋自体は私は全然できないのだけれど、あの静謐さが好き。それにコンピュータ将棋という要素が加わって現代的なソリッドな雰囲気になってる。劇伴というかサウンド？(効果音含)がめちゃくちゃよかったです。でもやっぱりストーリーが好きすぎる。さすが木下グループ新人監督賞！脚本が素晴らしいです。キノフィルムズに外れなし。本当におすすめ！
