このレビューはネタバレを含みます
ネジネジドーナツを売るおばちゃんが、鮮やかに生地をひねる手元からオープニング。
家電修理をしてオロCの懸賞で当たりを待つしなびた夫と、バレエ姿を力士とからかわれて相手の男の子をボコった娘(めっちゃかわいい)の核家族にハワイ旅行が当たってしまう！
その家族が乗る飛行機がハイジャック、何と標的はネジネジドーナツのおばちゃん。
何と彼女は、、
からの、狭小空間アクション満載のハイジャックムービーに展開。
っって！！パクソンウンがふつうのパパなわけないし、オムジョンファが平凡なはず無い。無いのである。
っな？え？パクソンウン？もしや、ハイジャック犯を秒で消すパパ？？
とりま首の骨はへし折るよね。
オムジョンファ？え？飛行機落ちる？
血塗れのジェット機が、、とか想像してしまった。けどそうじゃ無い。
アロハシャツでハワイ行く気マンマンなところに事が起こり、フライトアテンダントに偽装してハイジャック犯と格闘するわ、パパはジャンボジェットのシステムハックするわ、ねちこい諜報員因縁、パパとママの馴れ初めがグッとくるわ、キムナムギル仕事しないわ、クマが、、、とか。たいへん忙しい映画でした笑
ママが大好きなパパのパクソンウンよ。めっちゃかわいい。
「鬼はさまよう」「無頼漢」「新世界」などなど、脇でも主演でも目立つ彼はアクションも上手いし、目が笑ってない演技はマイケル・ファスベンダーにヨユーで勝ってる、あの、パクソンウンがこんなにかわいいなんて！！身体がデカい！！
ひたすら強く、人生を転換させて南で生きたママ・オムジョンファも、トンデモ設定に馴染みまくる役づくりがケミっててドタバタトンデモのシチュエーションコメディも俳優のキャラ力で「入ってくる」ものになっていた。不思議ね。
ラストあたりのハワイシーンの雑さもめっちゃジワる。
反芻するとジワるシーン多い。出会い回想シーンとか。メンズフライトアテンダントのあの人(ペジョンナム)とかズルい笑笑
