動物愛護に真摯に向き合った、とても良い作品だった。
犬猫含め動物ものって、ともすると変な感動シーンがあったりするけれど、この作品はそういう小細工がなく、本当に現実に真摯に向き合い、それを伝えている。
そういう余計なものがないから、現実を受け止めつらくなり、また動物と人間の絆を目にして涙する。
動物好きな人、ペットを飼いたい人、飼ってる人にも見て欲しい。
ここからはちょいネタバレあり。
フクロウがかわいい…！！！あの映像よく撮ったな〜動物愛が伝わる！
そして犬猫の仕草もベリーキュートやで。
特にお気に入りなのは、柴崎の家に行ってお母さんの飼い猫に猫パンチされるとこ🐾
動物たちのありのままの姿をよく映していて癒された。
役名アリの犬猫は役者犬？なのかなと思うけど、例えばセンターのシーンなどは本当の映像だったりするのかな？
ペットショップのシーン含めて、現実を突きつけられるようで、すごく苦しくなるシーンだった。
教授の、1人で世界を変えられると思わない方がいいという言葉が印象的。
教授だって、生きている犬を使った実習をしたくないはず。
1人では変えられないけれど、この現実をたくさんの人が知ったら少しでも変わるんじゃないかな。
私も出来ることがないか考えてみる。
本当にたくさんの人に見て欲しい作品でした。
脚本 0.7
音楽 0.7
俳優 0.8
演出 0.8
好み 0.9
