良さそうな作品だと思いクリップしていた作品
やっと観ました
大統領の専属写真家であったピートさんのドキュメンタリー
写真は動画よりも雄弁だと彼が言っていてその通りだと思いました
写真による説得力が凄まじかったです
一枚一枚その時の瞬間の感情が閉じ込められていてとても力強かった
2度と来ることがないその瞬間をとらえられているところがさすがプロの写真なだとも思いました
特にオバマさんについて写真からだけでもこんなに伝わってくることがあるなんて
人柄が本当に滲み出ていました
レーガンとオバマの大統領の専属写真家を務める中で、大統領としてのあり方だけでなく夫、父親、そして1人の人間といったあらゆる側面を知っていく
ピートさんは政治にあまり興味はなかったし、意思を唱えることはなかったと言うけれど、自然と彼の中でこうあるべきという大統領像のようなものが芽生えていたのではないかと思いました
トランプ政権に変わった時に違和感を感じ、引退後に彼にしかできない方法で意見を発信していました
ホワイトハウスの部屋の構造や、会議への流れなどずっと密着して知っている彼にしか気づけない違和感があったようで、これは世間に訴えなければいけないという使命感のようなものも生まれたのではないかと思いました
アメリカ大統領の歴史もあまり詳しくないですし、オバマ大統領についても有名な演説の言葉しかわからない位でしたので、彼が頑張って力を入れてきたことや功績を知ることができ、勉強にもなった映画でした
またジョンソン大統領の時にオカモトヨウイチさんという初の公式専属写真家が日本から生まれていたと言うことも知らなかったので驚きました。
良さそうだなと思って見てみましたが、本当に良くて満足感のある作品でした。
ありがとうございました
